2010.03.16

Alexia Bomtempo & Pierre Aderne ~Doces Cariocas Japan Tour 2010

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それぞれソロ・アルバムを出しているミュージシャン夫婦でもあり、
<ドーシス・カリオカス>名義でも作品を発表しているアレクシア・ボンテンポ&ピエール・アデルニの公演が、
4月9日から17日まで、全国4箇所で行われます。

ダヂがプロデュースしたアレクシアのアルバム『アストロラビオ』は、ネオアコMPBの好盤で、爽やかなこの時期のおすすめです。07年のピエール・アデルニ来日公演もよかったので、私もどこかの公演に顔を出すつもり。
詳細はこちらでチェックを。

制作・企画:Rip Curl Recordings / インパートメント

2010.03.04

intoxicate 最新号(#84)に寄稿しました/Caetano Veloso "Coração Vagabundo"

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ご紹介が遅れましたが、カエターノ・ヴェローゾのドキュメンタリー+ポケット・ショウを収録した2枚組DVD『コラサォン・ヴァガブンド』の記事をintoxicate誌に寄稿しました。
全国のタワーレコード店頭などで配布されています。

詳しくは記事を読んでいただきたいのだけれど、04年作『A Foreign Sound(異国の香り~アメリカン・ソングス)』発表前後のカエターノに、まだ20代というフェルナンド・アンドラーヂ監督が密着したドキュメンタリーがこのDVDの主題になっている。どんな経緯でこの若き監督が、ブラジルのみならず、世界を代表する“知性派アーティスト”、カエターノ・ヴェローゾを撮影する運びになったかわからない。ただ、おそらくこの人選は正解だったに違いない。設定としてはそのほとんどがカエターノの一人語りで、ブラジル、NY、日本での前述作ツアーに同行して撮影されたものだが、カメラに向かって語るカエターノが、何だかすごく「素」なのだ。これが例えばカエターノと同世代の監督が撮っていたとしたら、40数年もの間ブラジル音楽界の最前線で活動してきたカエターノの、過去の話題に大半を費やしたに違いない。カエターノ歴20年にも満たない筆者から見ても、「ここで当時のあのエピソードについて突っ込んでくれ~」と、画面に向かって呟かずにいられない瞬間もある。ただ、そこで余計なあれこれを聞き返したりせず、カエターノが現在興味を持っている事柄について素朴に語る姿を捉えたことが、このドキュメンタリーの価値という気がする。ここでのカエターノは、まるで成人した子供に対して胸のうちを語るような率直さで、何かとミステリアスなイメージがつきまとう自身の意外な側面を覗かせてくれる。

パーソナリティーはともかく、演奏シーンを見たいというファンにとっても、03年12月にサンパウロで行われたポケット・ショウ(17曲)を収めたDisc2は必見だ。ペドロ・サー(ギター)、モレーノ・ヴェローゾ(チェロ&パンデイロ)、ドメニコ(ドラムス&MPC)、ジョルジ・エルデル(ベース)をバックに、『A Foreign Sound』で取り上げたアメリカ産ポップスのカヴァーが中心。アレンジはやや過渡期を思わせるけれど、ピクシーズがサンバをやったような近作を思わせる瞬間もあって、見逃せない。

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NRT
Samba-Nova Collection発売元
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“radio Samba-Nova” こちらで聴けます。(2009年10月4日にてサービス終了)
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PROFILE

プロフィール
成田佳洋:
NRTレーベル主宰。
CDシリーズ/ラジオ・プログラム/DJイベント "Samba-Nova" プロデューサー。
音楽ライター・DJ・選曲家として、ワールド・ミュージック全般を中心に、ジャズ、クラブ・ミュージック、ロック・ポップスまでをフィールドとして活動中。ライナーノーツ多数。

74年東京生まれ。96年よりレコード会社勤務、その後外資系CDショップにてワールドミュージックおよびジャズのバイヤーを5年勤めたのち、02年に初めてブラジルに渡航。当初レコード・ショップ開業のため、買い付け目的での滞在が、現行シーンのあまりの面白さと、その背景の豊かさに触れ、レーベル開業を決意。帰国後レコード会社勤務を経て、04年にNRTをスタート*。音楽の一方的な「啓蒙者・紹介者」としてではなく、「共有者」としての視点をベースに、CDリリース、原稿執筆、ラジオ番組・店舗空間等の選曲・構成、レコーディング・ライブ・DJイベントの企画・制作など、多岐に渡る活動スタイルをテーマとしている。

*08年8月よりmaritmo株式会社として法人化。現在、同社・代表取締役プロデューサー。(レーベル名としてのNRTはそのまま継続。)