2009.08.24
Affonsinho & Joyce
さる8月16日、アフォンシーニョとジョイスのジョイント・コンサートが、ミナス・ジェライス州都ベロ・オリゾンチのParque Municipalで行われた。ここはベロ・オリゾンチ市街のいわば「セントラル・パーク」。敷地内にはちょっとした遊園地なんかもある。週末には公園脇に蚤の市がたつので、ベロ・オリゾンチ観光の際は足を伸ばしてみては。
ちなみに今アフォンシーニョは新作のレコーディング真っ最中で、前作『ベレー』の延長線上にあるポップな内容、とは本人の談。前作はブラジル以外で活躍されている識者の方々からも好評で、シンガーソングライターとしての力量の高さが証明された傑作だと思っている。夏の終わり~秋にかけて聴いてもまたいい感じです。
2009.08.17
Cesar Camargo Mariano × Romero Lubambo × TM
NY在住のとある日本人女性シンガーのプロデュース依頼を受け、今年2度目のNY出張中。
マンハッタン、チェルシーのちょっと北側にあるクリントン・スタジオに籠もって朝から晩までレコーディングしているのだが、このメンバーが面白い。
まず彼女を発掘した張本人で、演奏はもちろん、アレンジ・選曲を含むミュージック・ディレクションを担当しているギタリスト、ホメロ・ルバンボ。最近ではダイアナ・クラールなど、ジャズ・シーンでも活躍するブラジル有数のテクニシャンだが、個人的にはホメロといえば、マリーザ・モンチ『アモール、アイ・ラブ・ユー』など、シンガーの魅力を引き出す歌伴アプローチが最高のプレイヤーだと思っていて、その資質をいかんなく発揮してくれた。
他にもジョイスの近作のレコーディングで知られるピアニストのエリオ・アルヴェス、Tzadikからの新譜も面白かった鬼才パーカッショニスト、シロ・バチスタに、1972年以降のエリス・レジーナのほぼ全作品のアレンジを手掛けたセーザル・カマルゴ・マリアーノの参加と、豪華なメンバーが勢揃い。
写真はセーザル、ホメロ、主役シンガーとのトリオのもの。「ペギー・リーのような美しい声だ」と感激したセーザルが、アメリカン・スタンダードをやりたいと急遽提案し、譜面はもちろん歌詞カードもないなかリハーサルしている場面。今回レコーディングしたどのトラックにも言えることだが、その後2テイクでOKを出してしまったこのシンガーの詳細については、また後日報告します。
